改定版・あなたに夢中
そして、見つけた解決策が、告白。


だってね。


陽太だけを想うだけで楽しいんだけどね。


そばにいないのに想う寂しさが増してきたの。


私は、思い立ったら、即行動。


普段から、そんな行動力があるわけじゃないのに、意外に行動力があるんだって、気づいたら、一人苦笑いした。


てかね。


実は、私は陽太の連絡先を知らないんだよね。


たぶん、陽太は、私が携帯を持ってることすら知らない。


私は、学校では用がない限り携帯を開かないから。


この世の中に携帯が必須の時に私は、必要最低限しか使わない。


友達ですら、私が携帯を持っていることを知らない子だっている。


中学からの付き合いの子は、事情もすべてしているから、最低限の連絡しか来ないし。


てか、別に携帯料金を気にしてとかじゃないよ。


逆に、使わなさすぎなのだ。


どうしても、消したくても消せない番号がある。
< 6 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop