★恋修行★


「あぁ、もう!どうしてこんなことしなきゃ…」



私は額の汗をタオルで拭った。



「これ、亜由花。手が止まっとるぞ」



「は~い…」



ダダダッと道場の長い畳を走る。


なんと私の初修行は…





“雑巾がけ”だった…。



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