★恋修行★


「これじゃ!」



「え?…杖っ!?」



師匠が指差したのは、あのよくある、先端が渦巻き状になった仙人杖(!?)だった。



「さぁさ、わしの後ろに乗りなさい」



「え゛っ!ほうき!?」



「杖じゃ!これに乗って下まで送ってやろう☆」



「やったぁ☆ありがとうございます!」



……ん?


あ、あれ…?


ちょっと待てよ……。


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