もう一度・・・。
そんな事をしてるうちに、健太の顔は苛立ちに満ちてきた。



「さ、沙紀…。」



「ん?」



「なんか…健太君、怖くなってない?」



「ありゃ、本気だね~…」



先輩はそんな事にも気付かず、何かネチネチと言っている。



「てめえ、2年の頭か何か知らねえけどよお!調子こいてんじゃね~よ!!」



「黙れ」



「かっわいい顔して、よくここまで来れたもんだなあ!!」



ーブチッッ……
< 22 / 74 >

この作品をシェア

pagetop