もう一度・・・。
どうして…?と、訳が分からなくなった私は再び涙を流した。



「おいおい。泣くなよ~沙紀ちゃん。俺が泣かせたみたいじゃん」



「「「お前が泣かせてんだろ(笑)!!」」」と、ハモる先輩達。



先輩の明るい声とは反対に、健太は暗くて冷たい声を出した。



「沙紀は…気ィ強くても女なんだぞ??分かってやってんのかよ」



田中先輩はフッと笑った。



「分かってるに決まってんじゃん。ほら、見ろよ」



そう言って、私のスカートの裾を持ち上げた。



「-っや「ぴんくのパンツ」



「女の子だね。期待どおりの。」
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