いとしのネコミミ騎士(ナイト)さま!! ~イケメン騎士軍団と砂の国~
こっちの世界にやってきて、早いもので一週間。
毎日、毎日、いろんな本を読んでは行き詰まり。
それでも、自分の中で眠る力と記憶の回復に頑張ってみてはいるものの。
成果がまるでなし。
温かく見守ってくれる騎士団のみんな。
その優しさが余計に辛かった。
何も言わず。
ただ、彼らは優しくサポートしてくれる。
それはあたしのことを『信じてる』っていう証。
彼らの中には確証がある。
あたしが、彼らの『次期女王』だっていう確証。
それはこの腕のタトゥーだけじゃなくて。
彼らには、決意にも似た何かがある。
それはプレッシャー。
高校受験並に、あたしには圧力かかってる。
死の病は確実に、この国をむしばんでるし。
それで死んでいく人も後を絶たず。
泣いている人を何人も見かけた。
自信がない。
まるっきり。
本当に彼らの『次期女王』となりうる存在なのかなと。
あたしは、『あたし』を疑ってる。
『力さえ使えれば』
よぎる声。
自分の声なのか、それとも全然まったく知らない人の声なのか。
その区別もできない。
でも、時々ふとしたときに聞こえてくる声。
それが、不安をかきたてる。
毎日、毎日、いろんな本を読んでは行き詰まり。
それでも、自分の中で眠る力と記憶の回復に頑張ってみてはいるものの。
成果がまるでなし。
温かく見守ってくれる騎士団のみんな。
その優しさが余計に辛かった。
何も言わず。
ただ、彼らは優しくサポートしてくれる。
それはあたしのことを『信じてる』っていう証。
彼らの中には確証がある。
あたしが、彼らの『次期女王』だっていう確証。
それはこの腕のタトゥーだけじゃなくて。
彼らには、決意にも似た何かがある。
それはプレッシャー。
高校受験並に、あたしには圧力かかってる。
死の病は確実に、この国をむしばんでるし。
それで死んでいく人も後を絶たず。
泣いている人を何人も見かけた。
自信がない。
まるっきり。
本当に彼らの『次期女王』となりうる存在なのかなと。
あたしは、『あたし』を疑ってる。
『力さえ使えれば』
よぎる声。
自分の声なのか、それとも全然まったく知らない人の声なのか。
その区別もできない。
でも、時々ふとしたときに聞こえてくる声。
それが、不安をかきたてる。