いとしのネコミミ騎士(ナイト)さま!! ~イケメン騎士軍団と砂の国~
「じゃ、『ジョウオウキシダン』ってなんですか?」
彼らがどうやら『ジョウオウキシダン』なるものの構成員らしいことはわかった。
っていうか、それなんかのサークルかなぁ?
宗教団体ってこともありうる。
へんな勧誘だけは勘弁してぇぇぇ!!
「この国を統治する女王陛下直轄の騎士団のことです。
とはいえ、今陛下はおられませんから。
我々に対する権限は姫様にあるわけです」
「それってSP?」
「正解です」
あたし、すごいじゃん!!
「では、自己紹介を。
私は騎士団長を務めております、カレンと申します」
そう言って白銀のお兄さんは頭を下げた。
「私は騎士長補佐を務めております。クラウスです」
体育会系風のお兄さんが一歩前に進んで頭を下げると、今度は青い髪の遊び人風のお兄さんが進み出てきて頭を下げた。
「オレ、フランですぅ。姫さまの退屈なときはいつでもお呼びくださいねぇ」
「フラン!! 姫様に向かってその態度はなんですか!!」
「あー、固いこと言わないでくださいよぉ。
騎士長閣下ぁ!!」
取っ組み合いになりそうになる二人を抑えるように、クラウスが間に入った。
カレンは大きくため息をつくと「ユーリはいいですね」と言った。
「ちょちょちょちょっと!! あたし、こんな美少年の知り合いいないですけど」
「でも、姫様はよくご存知かと。
なんせ、彼のことを何度も抱かれておりますし……」
「だだだだだだだ抱くぅ!!!!!!」
脳みそぶっとびそう!!
抱くってなに!?
男女が愛を語らって。
くんずほずれず。
絡み合う。
アレですか?
待て待て待て。
あたし、キスの経験もないんだよ!!
手を握ったのだって、先輩が初めてだし。
それなのに、いつ?
ロストヴァージン????
彼らがどうやら『ジョウオウキシダン』なるものの構成員らしいことはわかった。
っていうか、それなんかのサークルかなぁ?
宗教団体ってこともありうる。
へんな勧誘だけは勘弁してぇぇぇ!!
「この国を統治する女王陛下直轄の騎士団のことです。
とはいえ、今陛下はおられませんから。
我々に対する権限は姫様にあるわけです」
「それってSP?」
「正解です」
あたし、すごいじゃん!!
「では、自己紹介を。
私は騎士団長を務めております、カレンと申します」
そう言って白銀のお兄さんは頭を下げた。
「私は騎士長補佐を務めております。クラウスです」
体育会系風のお兄さんが一歩前に進んで頭を下げると、今度は青い髪の遊び人風のお兄さんが進み出てきて頭を下げた。
「オレ、フランですぅ。姫さまの退屈なときはいつでもお呼びくださいねぇ」
「フラン!! 姫様に向かってその態度はなんですか!!」
「あー、固いこと言わないでくださいよぉ。
騎士長閣下ぁ!!」
取っ組み合いになりそうになる二人を抑えるように、クラウスが間に入った。
カレンは大きくため息をつくと「ユーリはいいですね」と言った。
「ちょちょちょちょっと!! あたし、こんな美少年の知り合いいないですけど」
「でも、姫様はよくご存知かと。
なんせ、彼のことを何度も抱かれておりますし……」
「だだだだだだだ抱くぅ!!!!!!」
脳みそぶっとびそう!!
抱くってなに!?
男女が愛を語らって。
くんずほずれず。
絡み合う。
アレですか?
待て待て待て。
あたし、キスの経験もないんだよ!!
手を握ったのだって、先輩が初めてだし。
それなのに、いつ?
ロストヴァージン????