いとしのネコミミ騎士(ナイト)さま!! ~イケメン騎士軍団と砂の国~
あたしが先輩に憧れていた時。
あたしもこんなふうにきらきらしていたのかな?
その人を考えるだけで、こんなに胸が躍っていたのかな?
今のあたしはどう?
あたしはきらきらしてるかな?
シュリにはどう映ってるんだろう?
うー!!
もやもやする!!
「外の空気吸いたいなぁ……」
大きく伸びをしながら、ぽつりとこぼれた言葉。
こういう気持ちがはっきりしない時、気分転換が必要だってパパが言ってた。
「ねぇ、外の空気が吸いたいんだけど?」
ユーリくんに迫る。
彼は大きく両手を振って「ダメですよ!!」と答えた。
「なんで?」
「外は危険なんです! 外出はカレンさんに相談しないと……!!」
「ちょっとでも?」
「ちょっとでも! お一人での外出は間違いなくアウトです」
「一人じゃないなら?」
「傍使いとか……見習い騎士とか……そういう人ではダメですよ! あ、ボクが行くって言っても、まずダメかと……」
「じゃ、もう一人いればいい? 『女王騎士』!」
スキップしながらこっちへやってくる青い髪の青年の姿を視線の端に見つける。
あたしの口元が大きく緩む。
「姫さまぁ。気分転換にオレと城内お散歩デートしませんかぁ? って……あれ?」
お供二号は彼に決定♪
あたしもこんなふうにきらきらしていたのかな?
その人を考えるだけで、こんなに胸が躍っていたのかな?
今のあたしはどう?
あたしはきらきらしてるかな?
シュリにはどう映ってるんだろう?
うー!!
もやもやする!!
「外の空気吸いたいなぁ……」
大きく伸びをしながら、ぽつりとこぼれた言葉。
こういう気持ちがはっきりしない時、気分転換が必要だってパパが言ってた。
「ねぇ、外の空気が吸いたいんだけど?」
ユーリくんに迫る。
彼は大きく両手を振って「ダメですよ!!」と答えた。
「なんで?」
「外は危険なんです! 外出はカレンさんに相談しないと……!!」
「ちょっとでも?」
「ちょっとでも! お一人での外出は間違いなくアウトです」
「一人じゃないなら?」
「傍使いとか……見習い騎士とか……そういう人ではダメですよ! あ、ボクが行くって言っても、まずダメかと……」
「じゃ、もう一人いればいい? 『女王騎士』!」
スキップしながらこっちへやってくる青い髪の青年の姿を視線の端に見つける。
あたしの口元が大きく緩む。
「姫さまぁ。気分転換にオレと城内お散歩デートしませんかぁ? って……あれ?」
お供二号は彼に決定♪