彼氏は年下ナルシスト!?
「本当か嘘かと言えば本当。…かな?」
空気が凍りつく。
「嘘でしょ!」
「いや、本当だってば…」
「嘘!!」
「さいですか…。」
「だ…だって、あの朽木君だよ?!容姿端麗、学年トップ!まさに私のオアシスなのにぃー!」
「さいですか…。」
「覚えておきなさいよ!絶対別れさせてやるんだから!!」
バタンッ
水野は屋上の階段を下りて行った。
ややこしい事になった…。
つか、朽木のドコが良いんだろう?
ただの年下ナルシストじゃん。
あー、早くも別れたくなってきた。
………でも、初めてできた彼氏なんだよなー。どうする私?!