Which is Really face?[短編]完

 
な‥‥何なんだ‥‥
何なんだ、この可愛い生き物は!?
 
桃ちゃん、もう‥‥我慢出来ないッス!!
 
 
『秀っ!!』
 
私は、イジけている秀の背中に勢いよく抱きついた。
 
『Σうわっ!もも桃!?//』
 
振り向いた秀に、すかさず触れるだけのキスをした。
 
そして、秀の胸におもいっきり抱きつく。
 
『秀が王子様じゃなくたって、私は秀のことが好きだよ?
私は、どんな秀だって大好きなんだからっ♪』
 
『桃‥‥//じゃあ、さ‥?どんなオレでも受けとめてくれる?』
 
『もちろんっ!大好きな秀のことだもん♪』
 
『じゃあ‥‥もう、我慢しねぇ。今まで溜まってた分、取り戻すか!?』
 
『溜まっ‥‥!?』
 
『溜まるに決まってんじゃん。こんなに美味しそうな子を目の前にして、何もしないなんて。』
 
美味しそうって‥!?
っていうか秀さん‥‥アナタの本性は、まさかの
【変態野郎】ッスか!?
 
王子様でもドSでも魔王でもない、まさかの変態オチっすか!?
 
.
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