お前は絶対俺のもの
そう言って見上げると、
少しすねたようなヤツの顔。
「沖田陸じゃない。陸って呼んでよ?」
「っ……!」
今更名前?
ちょっと恥ずかしいけど……
「…り……陸………?」
そう呼んだら、
「そ……♪」
そしてキスされた。
優しいキス……。
そして唇が離れる。
なんか……
ちょっと足りない……
「もいっかい……」
言ったあとに恥ずかしくなった。
ドキドキしながら陸を見上げると、
「ばーか……」
そう言って私たちは
理科室のカーテンの裏で
甘いキスをした………
゚**END**゚