お前は絶対俺のもの
ばちっ
!!!
ヤツと目があってしまった。
やっばー!!
さっそく作戦失敗!?
私はなにか言ってくるかと身構えた。
……けど
ヤツは私にニコリと微笑んだだけで、また女子としゃべりはじめた。
あ、あれ?
なんだか予想外。
絶対なんか言ってくるかと思ったのに。
もしかして私のこと忘れてる?
…………。
なんか……
それはそれでムカつくかも。
私はモヤモヤした気持ちのまま、次の授業の準備を始めた。