お前は絶対俺のもの
呼ばれて振り向くとそこには、
3、4人くらい男の人がたまっていた。
そう、いかにも不良って感じの。
ピアスに金髪……
おまけにタバコ。
これは関わらないほうがいいな……
そう判断した私は歩き出した。
………けど
「ねぇー、どこ行くの?」
ひとりの男に腕を掴まれてしまった。
身動きがとれない……!
「ちょ…離してくださいっ!」
「いーじゃぁん。俺達と朝まで遊ぼ?」
「やっ……!」
どうしよう。
下手に抵抗したらなにされるかわかんない。
でもこのままじゃ……
どうしよう!
そう思ったときだった。
「その手離せ。」