お前は絶対俺のもの
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そして、レクの日。
この日はひとつの授業がすごく長く感じた。
それほどレクが楽しみだったんだ。
周りをチラリとみると、みんなもなんだかソワソワしているみたい。
授業をしないで遊ぶなんて本当に久しぶりだもんね。
そんなことを考えながら、私は沖田陸の授業を聞いていた。
そして、レクの時間。
「よーっし、じゃあ最初はばくだんゲームやるぜーッ」
レク大会はテンション高めで始まった。
教室のなかには音楽と、
それと一緒に笑い声が溢れ出す。
それに、もしかしたら沖田陸がいちばん楽しんでいるかもしれない……(笑)