お前は絶対俺のもの



「早くやれー☆」


クラスのみんなが早くやれコールをかけ始める。

待ってよ……

マジで無理なんですけど……

背中を冷たい汗がつたる。


「じゃあ、風香チャンやるよー?」

!!!


オタ男の顔が近づいてくる。

「え…ちょ……」


わかってる。

これから逃れられないことは充分わかってるんだけど……



やっぱり無理でしょお!?



「やっ……!!」


目をつぶった瞬間だった。



トサッ……
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