お前は絶対俺のもの


「センセっ、早くやってよー」


みんなが沖田陸とその子を近づける。



ドクン……ドクン……


心臓の音がうるさい。


なんでこんなに鼓動が速いんだろう。


なんでこんなに不安でいっぱいなんだろう。


なんでこんなに………





沖田陸たちのほうを見たくないのに



目をそらせない。



体が動かない。






抱き合ったふたり。


そして沖田陸がその子の額に




チュ



軽くキスをした………
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