お前は絶対俺のもの


うそ


私もしかして



沖田陸のこと―――――――







「好き………?」




そう言ったときだった。


ギュッ……



「っ……!?」



体全体に暖かなぬくもり。


首にまわった手。




後ろから抱きしめられると気づいた。





「風香………」



声の主は紛れもなく沖田陸だった。
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