お前は絶対俺のもの




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……あれ?


ここはどこ?


私、どーしたんだっけ?

なんだか頭がポーッとしてる。



……あ、そうだ。


確か、私お風呂で気ぃ失って倒れたんだ……。


今自分がいる部屋を見渡してみると、そこは私の部屋のベッドだった。


でも誰がここまで運んでくれたんだろう?


お母さんがこの私を二階まで抱っこして運べるとは思わない。

絶対、ムリだ。



第一、あのとき来たお客さんはだれだったんだろう?



そう思ったとき、部屋のドアが開いた。


お母さん?



でもドアを開けて入ってきた人物は私の予想をこえていた。
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