お前は絶対俺のもの



そしてしばらくして唇が離れ、

長いキスが終わった。


でも



沖田陸の左手が私のパジャマのボタンをひとつはずす。


首もとがはだける。


そして――――――――

「…ぁっ……!」


首筋に甘い痛みがはしった。


それと一緒に這う舌。



またあの変な感覚……


「やッ…陸……!」


背中がゾクリとする。


私は目をぎゅっとつぶった。


そして、首もとに感触がなくなりそっと目をあけた。



「……!!」

沖田陸の顔をみると、

真っ赤だった。


「ト、トマト……」

「うるせぇっ」



そして一呼吸おく。



「ヤバいわ…俺。」


………?


なにが?
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