お前は絶対俺のもの
ドサッ
「痛ぁ……」
背中に冷たい感触。
理科室の机に押し倒されていることがわかった。
そして、私を理科室に連れ込み押し倒した人物……
「沖田陸……?」
沖田陸は私のことを上から見下すようにしてみていた。
その目がいつもより鋭くて……
ビクリとした。
「今日の昼休み……」
「え?」
「今日の昼休みに一緒にいた男誰だよ?」
ぎゅ……!
沖田陸の手に力がこもる。
「風香の好きなやつか?」
「はぁ!?なんでよ。ただのクラスメートだよ。」
私は必死で誤解をとこうとする。
「じゃあなんで抱き合っていた?」
「抱き合ってたって、ただ倒れそうだったのを……んっ…」
言葉の途中で唇を塞がれた。
またあの変な感覚。
沖田陸の熱い舌がはいってくる。