君想い【実話】
理科室に行く途中1人の男子に会った。
「春姫おはよー」
そう言って近づいてきたのが同級生の田中彪弥(たなかひゅうや)。
あたしの元彼だ。
春「おはよ。今日学校来たんだね。珍しっ」
彪「来るよー。春姫に会いにねっ☆」
春「はいはい」
彪馬はいっつもこんな感じ。別れてからもね;;
そしてこいつはやけにモテる。
だから他の学校にたくさん彼女がいるらしい。
あたしと付き合ってたときはちゃんとあたしだけだったみたいだけど…とにかくよくわかんない奴。
彪「吉川いたんだー。」
真「さっきからいましたけど!」
彪「俺、春姫しか見えてないからねー。ごめんごめん」
春「行こ真理。遅れちゃう。」
彪「ばいばい2人〜」
そう言いあたしたちは理科室へ走った。
真「彪弥きらいだなぁ〜」
真理はチャラ男が嫌い。
それはあたしもよく知ってる。
春「チャラチャラしてるもんね」
彪弥はほんとにチャラ男だ。
ピアスはじゃらじゃらだし、髪は金色。眉毛はないし、何よりほとんど学校に来ない。
なんでそんなやつと付き合ってたんだあたし…;;(笑)
そんなこと思ってると理科室にやっと着いた。