君想い【実話】
いた。
ヤツが。
空「はよ。」
ただでさえかっこいいと思ってたのに好きともなってみるとその100倍、いや1000倍はかっこよく見えた。
春「お、おはよっ。」
空「顔が強ばってるけど。」
そりゃそーでしょーよ!
照れるっちゅーねん//!
春「そんなことないよっ!」
ふとまわりを見ると祐希がいない。
どこ行ったのよ!?
春「祐希がいない…」
空「いつのまにかね。ほら、行くぞっ」
空輝はそう言って歩き出した。
春「おっ、おいてかないでよっ!」
そう言ってあたしは空輝の後ろをついてった。
空「ばーか」
空輝はそう言ってあたしの髪の毛をくしゃくしゃにした。
春「ばかはどっちよ!」
…あたし普通に喋れてんじゃん。
空「うわ!頭ぐしゃぐしゃ!ヤマンバだ〜(笑)」
春「誰のせいだぁ〜!(泣)」
こんな朝の光景。
ねぇ空輝。
あたしはこんなばかみたいに幸せな光景が
いつまでも見れるって信じてたんだよ。
ううん…。
今でも信じてる。