君想い【実話】







春「初めて片想いしたの。」








空輝はわけわかんねーぞって顔であたしを見る。










空「片想い?」









春「うん。彼氏とかどーでもよかったんだけどね。初めてこの人に好きになってほしい、この人の彼女になりたいって思ったの。」
















あたしは恥ずかしさもなくそんなこと言っていた。












春「空輝は初恋だよ。」















あたしはちょっと笑って言った。








照れくさかったのかもしれないね。











あたしがそう言うと空輝はあたしの手を握った。
















空「俺も。」












ただその場の流れで言ったのかもしれないけど




あたしは嬉しかった。


















空輝。
幸せだったよあたし。







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