君想い【実話】
恋心
次の日、あたしは変わらず祐希と登校していた。
祐「今日は昨日より暑くないね」
春「昨日は特別暑かったんだよ」
世間話をしてると学校に到着。
「おまえら遅刻ギリギリじゃねーか〜」
と言ったのは学年主任の山崎充。
通称山ピー。(笑)
笑えね〜ほどのリーゼントに笑えねほどの出目金みたいな目。
春「朝起きるのだるいんだもん」
祐「そーだそーだ〜」
とか山ピーに文句を言いながら上履きに履き替えていると、ひときわ背の高い男子が後ろにいた。
彼の名前は野山空輝(のやまそら)。
184cmの長身に輝かしいほどのルックス。
ピアスの数は程よい(彪弥に比べたら;;)。
髪も茶色で今どきの男子って感じ。
あたしから見ても彼はかなりかっこいいと思う。
野山のほうをチラっと見ると目が合った。
イケメンと目が合い、あたしは思わずそらしてしまった。