俺様彼氏とペットな彼女
「俊………?」

何が起きたの?

「綾っ…。」

安心したような声。

「心配させんなよっ…。」

と言うと、俊は私のおでこにキスをした。

いつもなら、慌ててるけど…なんだか今日は変なカンジ。

何されても許せる気がするよ。

「綾…ゆっくり休んでろよ。」

保健室を立ち去ろうとする俊。

行かないで………。

「!」

俊の動きが止まる。

「?」

あ…

私、無意識のうちに俊の服の裾、掴んでる。

「…綾…?」

「…行かないで…。」
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