「私、先生の事が大好きです…」
数分後。
「ん~、この問題、わからない」
いい加減、プリントに集中し始めたものの、なかなか答えに困る問題が多く、さっきから苦戦中の私。
「ん~、あっ!」
私の手から、コロコロと転げ落ちる消しゴム。
ころころ回転している消しゴムを眺めていると…
(あぁ!!)
なんと、先生の足元へと転がって、止まった。
「あ、あのぉ…先生」
「ん?」
「消しゴムが落ちてしまって」
「ん?…あ、あぁ」
よいしょ、という感じで先生が私の消しゴムを拾ってくれる。
はい、と手渡してくれた時、少し手が触れる。
ドキン、と胸が高鳴る。
もう、私は一体どうしちゃったんだろう?
今まで、憧れの先輩とかちょっとかっこいいクラスメイトにドキドキしたりはしたけれど…こんな感覚、初めてだ。
たった1回、話しただけなのに。
こんなにドキドキ胸が騒いで、ちょっと触れただけでこんなになっちゃうなんて。
ああ、私、どうにかしちゃったんじゃないかな。
こういうのってホントに今まで経験したことのない感覚、何だと思う。
「どうした?」
「え?…あ、あぁ!スイマセン!ありがとうございます!」
先生から消しゴムを受け取ったままで、ぼーっとしていた私の頭の上から、急に先生の声が降ってきて、我に返る。
ほんとに私、どうなっちゃうんだろう…?
「ん~、この問題、わからない」
いい加減、プリントに集中し始めたものの、なかなか答えに困る問題が多く、さっきから苦戦中の私。
「ん~、あっ!」
私の手から、コロコロと転げ落ちる消しゴム。
ころころ回転している消しゴムを眺めていると…
(あぁ!!)
なんと、先生の足元へと転がって、止まった。
「あ、あのぉ…先生」
「ん?」
「消しゴムが落ちてしまって」
「ん?…あ、あぁ」
よいしょ、という感じで先生が私の消しゴムを拾ってくれる。
はい、と手渡してくれた時、少し手が触れる。
ドキン、と胸が高鳴る。
もう、私は一体どうしちゃったんだろう?
今まで、憧れの先輩とかちょっとかっこいいクラスメイトにドキドキしたりはしたけれど…こんな感覚、初めてだ。
たった1回、話しただけなのに。
こんなにドキドキ胸が騒いで、ちょっと触れただけでこんなになっちゃうなんて。
ああ、私、どうにかしちゃったんじゃないかな。
こういうのってホントに今まで経験したことのない感覚、何だと思う。
「どうした?」
「え?…あ、あぁ!スイマセン!ありがとうございます!」
先生から消しゴムを受け取ったままで、ぼーっとしていた私の頭の上から、急に先生の声が降ってきて、我に返る。
ほんとに私、どうなっちゃうんだろう…?