夜の街から


だって、あたしには初めての経験だったから。



内心、かなり喜んだ。
でも、そんなことを気取られたく無くて、一生懸命冷静さを装った。


学校の近くのクレープ屋さんに行って一緒に食べたあと、電車通学だという葵子を送ってから家に着いた。



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