夜の街から

いづれ、こうなることは分かりきってた。



……………でも。

頭で解っても、感情が制御出来なかった。
哀しみが、苦しさが、悔しい。

あぁ、涙が止まらない。
あたしにとって初めての女の子の友達。
あたしを知ろうとしてくれて。
あたしの歌を認めてくれた。

こんな、こんなの初めてだったのに。



なンで?!
なンであたしは女の子なの?


……………悔しい。


ホントに悔しいよッッ!!!!!


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