夜の街から
へんか。 -恋心-
事実
あたしはこの生活が気に入っていた。
学校へ行って。
週末は繁華街。
週一になった壱貴の授業を受けて。
たまに稀癒と遊んで。
この日常がずっと続いたら良いのに。
でも、そんなわけ無かった。
いつかは必ず壊れるものなのだと。
最近、テストでなかなかライブが出来なかった。
でも、やっと今日解放された。
久しぶりに来た繁華街はいつもの様にあたしを受け入れた。
楽しい時間はあっという間だった。
稀癒がライブを見に来てくれていて、終わった後に久しぶりに話に華を咲かせた。