Riot on the gene
2
「ま〜こちゃん!おっはよ〜ん!」
教室に入りかけた時、背後からテンション高い声が聞こえてきた。
俺を「まこちゃん」なんて呼ぶのは1人しかいない。
「お前、いい加減にその呼び方やめろよ」
「なんだよつれないなぁ」
このテンション高い男…もとい、岡田祐作はそういいながらも俺の背中に抱きついてきた。
「まこちゃん、いい匂いする〜。さては朝シャンしてきたな」
「いいだろ、それくらい。ってゆーか、離れろよ!暑苦しい!」
教室の中ではクラスメイト達が皆笑ってる。
祐作は毎朝こんな感じで俺にまとわりついてくる。もう、クラスじゃ朝の名物になっている。
だけれども、決して祐作が鬱陶しいとは思っていない。
コイツは高校からの付き合いだけど、妙に気が合う。お互い一人っ子だから、今では兄弟みたいな感覚。
「…あれ?まこちゃん、今日調子悪い?」
「今朝変な時間に起きちゃってさ、それからずーと起きてたからさ、寝不足なんだよ」
「ふ〜ん」
「朝からラブラブだね、二人とも」
席につこうとしたら、隣の席の木下絵里が俺らを茶化してきた。
「ま〜こちゃん!おっはよ〜ん!」
教室に入りかけた時、背後からテンション高い声が聞こえてきた。
俺を「まこちゃん」なんて呼ぶのは1人しかいない。
「お前、いい加減にその呼び方やめろよ」
「なんだよつれないなぁ」
このテンション高い男…もとい、岡田祐作はそういいながらも俺の背中に抱きついてきた。
「まこちゃん、いい匂いする〜。さては朝シャンしてきたな」
「いいだろ、それくらい。ってゆーか、離れろよ!暑苦しい!」
教室の中ではクラスメイト達が皆笑ってる。
祐作は毎朝こんな感じで俺にまとわりついてくる。もう、クラスじゃ朝の名物になっている。
だけれども、決して祐作が鬱陶しいとは思っていない。
コイツは高校からの付き合いだけど、妙に気が合う。お互い一人っ子だから、今では兄弟みたいな感覚。
「…あれ?まこちゃん、今日調子悪い?」
「今朝変な時間に起きちゃってさ、それからずーと起きてたからさ、寝不足なんだよ」
「ふ〜ん」
「朝からラブラブだね、二人とも」
席につこうとしたら、隣の席の木下絵里が俺らを茶化してきた。