学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)
「入試ん時のは、いわゆる、まぐれってヤツ?
あ、いや違うか。
受験勉強はそれなりに頑張ったけど、高校入ってみれば気が抜けたっつの?
そんなのよくあるパターンじゃん。
ま、アレだよね……」
そしてほんの少し声のトーンを下げて言う。
「オレ、高1でオンナ知ったんだよね?
せんせーも男だし、そこらへんの事情わかるでしょ?
大人の世界覗いちゃった! みたいな?
勉強してるより、女の子と遊んでる方が断然楽しいじゃん!」
ケラケラ楽しそうに笑う深町京悟から、あたしは出来る限り体をのけぞらせた。
やだやだ、何このケダモノ! 野獣!
不潔! 不潔!
そういうことを朝から言うなよ!バカ!