学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)
深町京悟は、はぁああああと大きく息を吐き出しながら伸びをすると


本棚に体をもたれさせ、そのままずるずると床に座り込んでしまった。



「なんか、疲れたな。ちょっと休憩」



さらに手錠でつながった腕をクイクイっとひっぱる。


なにそれ?

あたしも座れって合図?



「もー。またサボろうとする」



呆れ顔で見下ろすあたしを、

深町京悟はまたあのおねだりする目でじっと見つめてくる。

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