学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)


「じゃ、これマッキーに返してくるわ」



手錠を指にひっかけて、歩きだす。




え……。

ちょっと……。



待ってよ。


まだいい足りない言葉がきっとある。


そう思うのにバカなあたしの頭には何も浮かばない。


体も動かない。



お願い。


待って。

立ち止まって。



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