学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)



「これまで、色々からかっちゃってごめんな」



そう言うと、また背を向けて歩き始めた。



ちょ、待ってよ。


なんでそういう発想になるの?



言いたいことも聞きたいこともまだたくさんあるはずなのに、あたしの口からは何も出てこない。



だって、あたしはずっと深町京悟を嫌ってて……。



だから、彼がそう言うのも当然のような気がして……。



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