学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)
こんなの全部深町のせいだよ……。
「ふがまぢのばがー」
いくらなんでもあそこまであからさまに無視することないじゃん。
しかも、あたしの目の前で他の女の子とは楽しそうに話して。
まるで見せつけてるみたいじゃん。
って、そんなわけないか。
きっと彼は何も考えてない。
あたしなんて彼にとったら空気みたいな存在で。
もうすっかり塗りつぶされちゃってるんだ、昨日の記憶ごと。