学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)
その様子に恐れをなしたのか、1年男子は観念したかのように、ポツポツと話し始めた。
「掴んだ……っていうか、指が触れたって程度ですよ?
不可抗力ですよ。
だって、鍵入れたら、ちょうどそこに胸があってですね」
「ふんふん」と深町京悟が合いの手を入れる。
「つい……出来心ってヤツですよ。
ある意味、健全な男子高校生の反応ですよ」
「なるほどな~。
まぁ、同じ男としてわかるけどね」
って、納得しちゃってるよ、深町京悟!
「わかってくれます?」
同意してもらえたことがうれしかったのか、
ぱぁ……っと明るい表情になる1年男子。
そして彼はさらに饒舌になる。