学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)
「まいった……オレ」
ポツンと呟いた深町京悟は
そのままチュッて音をさせてあたしの唇にキスをした。
「桃ちゃんのそういうとこ、オレ好きだよ」
「えっ……」
あたしはまた閉じる暇のなかった目をパチパチさせる。
「す……好きって……。
そ……それって、もしや……
ラブってこと?」
自信なんてなかった。
恐る恐る尋ねると、
にっこり微笑んで彼は言った。
「ラブでしょ、これはもう」