学校イチのチャラ男と手錠∞でつながれちゃった女の子の物語(仮)
そんなわけで、前から憧れてたおしゃれなカフェで初のアルバイトも経験した。
海に、お祭りに、花火大会!
バーベキューに、肝試し!
夏は色々と誘惑が多いんだもん!
遊びたいんだもん!
そんなこんなで気づけば、あっという間に休みなんか終わっちゃってて……。
まったく手をつけていなかった宿題は友達に写させてもらったものの。
当然、その中身が頭の中に入るわけなんてない。
結果、320位。
撃沈。
チーン!
「オレ、言ったよなぁ……」
ゴツゴツとした指でアゴを触りつつ、マッキーがわざとイジワルっぽく目を細めて言う。
「うちのクラスから最下位が出たら、そいつには罰ゲームを受けてもらうってな!」
「うっ……」