暴君とパシリちゃん


乱れた制服。


軋むベッド。


声を出さないように自分で口をふさぐ真夏。


「…んっ…んん…」


くぐもった声が更に港を高ぶらせた。


制服の中に隠されていた形の良い胸の先を軽く遊んでやると、真夏の体が弓なりに仰け反る。


何度も体を重ねた港だから、真夏の良い所はすべて知っていた。


涙を溜めた目が港を見ている。


登りつめようとしている真夏が、何度も首を横に振った。


「だめっ…もう…あ!」


一際大きく身体が痙攣すると真夏は意識を手放した…
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