*゚。スノードーム。゚*〜満ちてく、愛の砂〜
こんなこと言うとまた積極的って思われちゃう?
でもキスだけじゃ足りないの。
もっともっと。
触れ合いたくて。
「……っ!」
抱きかかえられように激しいキスを突然交わされて、口内全体を舌でかき回される。
背中に手をまわされて、ふわりと宙を浮く私の体。
寝室の扉が開いて、パタンと閉じられた。
私をベッドの上に座らせて、和人はTシャツを脱いで私の首に顔を埋める。
「っ……」
唇が触れた肌のところが熱くて、一気に体中に熱が帯びる。
「……きっと加減できない。痛い時だけ言って」
「うん……」
受け入れるよ……。
もう。
言葉とかキスだけじゃ伝えられないくらい……。
好きって感情。
ギュッと髪を掴んで、何度も角度を変えて熱いキスを交わす。
唇が離れても口を開いて迎え入れれば、また深くて熱い舌の感触。
まるで磁石のようにお互いを求め合って、そのままベッドの上に押し倒された。