*゚。スノードーム。゚*〜満ちてく、愛の砂〜



腕を振り払って寝室に行こうとする私を捕まえて、ソファーに押し倒す和人。


「そんなに慌てるなんて怪しい! 離して!」

「本当に信用されてないし……」


バタバタ抵抗する私の両腕を片手で押さえ付けて、ワンピの胸元のリボンに手をかけてくる。


「これかわいいね。ちょっと借りる」

「え?」


スルスルとリボンは、ほどかれて私の両腕をそのリボンでクルクルと縛り付けた。


「きゃあ! 変態! バカ! こんなことするからAV見てるって疑われるんだよ! 外してっ……」


怒鳴りまくっている私の唇を覆うようにキスをしてきて言葉は途切れる。


「かわいくお願いしたら外してあげる」


このやろぉー!! いつものイジワルな笑顔の和人。
私が慌てれば慌てただけ楽しむんだからぁ!!


いつもやられっぱなしの私じゃないんだから……。


「お願い……ギュッてしたいから外して……?」




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