*゚。スノードーム。゚*〜満ちてく、愛の砂〜



日曜日。 


和人のマンションにやって来た。そしてスノーと新しい遊びを見つけてしまった。



モップで床掃除をしている時に、わざとスノーの前でゆっくり左右にモップをふると動物的本能?



モップを目で追って、耳をピンと立てるスノー。立ち上がると前足をついてお尻をあげて、後ろ足だけその場でバタバタさせて



狙いを定めた瞬間、モップに飛び付いてきた。



「きゃあ! 重い!! スノーも早く動けるんだね!!」



かっわいいー!!モップにスノーが飛び付いたまま床掃除をしている私を見て和人は呆れている。



「モップがダメになるじゃん」


「スノーのためならモップくらいいいじゃんね?」



床にゴロンと仰向けに寝転んでスノーを抱っこ。ギュッと抱き締めた。



「ああ、もう埃だらけのとこで寝ないの!」



そう言ってスノーを抱っこしている私ごと抱きかかえて、ソファーの上におろしてくれた。






< 364 / 472 >

この作品をシェア

pagetop