*゚。スノードーム。゚*〜満ちてく、愛の砂〜
「何よぉ! 猫二匹みたいな扱いして!」
「みたいなもんじゃん」
ムカァ!!掃除が中途半端だった床にモップかけしている和人を睨み付ける私。
「私、和人の何なの?」
「大事な彼女」
「私は誰のもの?」
「俺のもの」
〜〜っ!!やった!!言ってくれたぁ!!
……………けど。
モップかけながら背を向けられた状態で淡々と言われてもいまいちだな。
「ねっ。サクラは俺のものって言って?」
「は?」
目をキラキラさせながら言っている私をまた呆れ顔で見てくる和人。
「言わない」
チッ!だよねー!和人が簡単に言うわけないよね。