*゚。スノードーム。゚*〜満ちてく、愛の砂〜
初めて求められた。
我慢してくれてたのかな。私が経験ないから。
確かに、この先は未知の世界で不安しかない。自分のスタイルに自信もないし、和人をガッカリさせないかな。初めては痛いってよく聞くし正直、怖い。
だけど。
「私も……」
近づきたい。心も体も。
和人に私の全てをあげるから。私にも、誰にも見せたことのない和人を見せて……?
私の言葉を聞いて、和人は体を起こして口を開く。
「寝室行く?」
「うん……」
私の体は軽々と和人に抱きかかえられて、寝室のベッドの上におろされた。
枕の横で寝ていたスノーは、和人の手で部屋から出される。
そして、寝室の扉をパタンと閉じた。