*゚。スノードーム。゚*〜満ちてく、愛の砂〜



いつもより長くて濃厚なキスに息があがる。顔を背けてもやめてくれなくてギュッと腕を掴んだ。



「グロス……とれちゃうっ」


「またつければいいじゃん。昨日からずっと我慢してたんだから拒否んないで」



昨日から……?



和人にとって、本当に私が信じてくれていたことが嬉しかったのかな。



私……もう何があっても和人のこと信じてるのに。




「ンッ……」



やっと唇を解放されて胸元に倒れこむ。



「朝からエッチな気分にさせないでよ……」


「わざとだし……」 


「へ?」




何が?私の巻いた髪に触れて優しく笑う。




「ベッドに押し倒したら髪くずれるかな? サクラのことめちゃくちゃ抱きたい」



和人の言葉に胸の鼓動が激しくなる。そんな……言われたら……




「……いいよ」






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