*゚。スノードーム。゚*〜満ちてく、愛の砂〜
零れ落ちていく命の砂時計
冬休みに入った。
私は休みだけど和人はもちろん仕事で……
相変わらず日曜日にしか会えないけど気持ちが違うんだ。
和人のマンションの前に着いて、左手の薬指の指輪を見て思う。
今はただの彼女じゃなくて……
「和人の婚約者……」
きゃああああ!!
テンションあがって何回もインターホンを押す私。
開かれた扉の先にはもちろん愛しい和人……
「初めまして」
「へ?」
……じゃなくて綺麗な女の人。
だ……誰だよっ!?