*゚。スノードーム。゚*〜満ちてく、愛の砂〜
「……サクラちゃんの話聞いてたら、私も彼氏欲しくなってきたー。超愛されてるじゃん」
「藍ちゃんはどんな人がタイプなの?」
「自分の考えを持ってる人。あとはこだわんない」
藍ちゃんはキレイな女の子だからモテそうなのに。
「あ! 私の彼氏に、誰かいい人いないか聞いてみようか?」
「いや、紹介とかはちょっと……」
「会うだけでもさ! もし、うまくいったらダブルデートとかできるじゃん。私、藍ちゃんのこと彼氏に紹介したい!」
藍ちゃんは必死な私にクスッと笑って、頷いてくれた。