「大好きです」

バス停は目の前。

俺はそのバスに乗るため彼女の腕を引っぱりダッシュ。

気合でバスに乗る。

「バス代っていくら?」

「200円です」

財布から100円玉と50円玉×2を出し、支払った。

「いいんですか?
 バスに乗っちゃって。
 先輩、バス乗らないじゃないですか?」

心配してくれる彼女。

「まぁ~いいよ。しっかし混んでるね」

帰りはたくさんの学校の生徒が乗っていた。

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