304号室【短編】
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来て良かった・・・・・
「あっ、雪凜ちゃん・・・私お菓子とか何も持って来てなくて・・・・・・」
私は申し訳なさそうに答えた。
「んー?いいよぉ、別に♪」
「いいよねぇ、別に」
「うんうん」
一気に三つの声が聞こえた。
「えっ!!?」
私は理解が出来ず「え」をただ繰り返していた。
クス、クス、クスッ
三人はクスクスと音をたてて笑った。
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