304号室【短編】




ダンボールにつめられた荷物を皆で整理し、皆は新しい部屋にうっとりした。


「私達、そろそろ帰るねぇ」

友達がそう言って帰って行った。

「ふぅ・・・疲れたなぁ」


意外と時間がかかったのでもう空は真っ赤に染まっていた。



怖いくらい綺麗な赤。


部屋は夕暮れで染まった。

あのシミも・・・


「・・・あのシミ・・・なんだろう?」

点々と散らばっていて見ていると気持ち悪くなる。




ざわっ


そのシミが・・・一瞬・・・・・・









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